|
|
|
▼ 淡水魚 |
|
●日本メダカ (絶滅危惧種) |
|
以前は日本全土の池沼や水田に生息しプランクトンなどを食べている上顎より背ビレ基点まで背部正中線上を暗褐色の縦帯が1本走る。雄は背ビレと尻ビレが雌より大きく鰭膜に切れ込みが入りギザギザに見える |
|
|
●メダカ (改良種) |
|
|
|
黄金ヒカリめだか |
楊貴妃めだか |
白半ダルマめだか |
|
|
|
|
アルビノめだか |
ピュアブラック黄金ヒカリめだか |
ホワイトめだか |
|
|
●日本バラタナゴ (絶滅危惧種) |
|
現在では大阪府の極一部と九州の北西部のみに分布している。最近では外来種のタイリクバラタナゴとの交配がすすみ純血な日本バラタナゴが絶滅の危機に瀕している、早急な保護が必要と思われる。タイリクバラタナゴとの交配を食い止める処置はもちろんの事、二枚貝とヨシノボリ類の繁殖も同時に行わなければらない。 |
|
|
●カゼトゲタナゴ (絶滅危惧種) |
|
カゼトゲタナゴは九州北西部のみ分布(日本固有亜種)
スイゲンゼニタナゴとは非常によく似ている、両種は亜種関係にあるとされているが、別種とされる場合もある。
流れの緩やかな平野部の細流や用水路に生息し、砂礫混じりの砂泥底などに多く見られる。
大変美しいタナゴであるが、近年の河川改修や水田周りの水路の護岸などによって生息環境が減少している |
|
|
●ヤリタナゴ |
|
ほぼ日本全土の河川に生息する。主に雑食性で付着藻類や低生動物を食べる。 産卵期は生息地域により多少異なるが3月末頃から6月末ごろまで。 腹部が黒色で胸部、しりビレ、背ビレ、などが朱色となる。
最大で10cmほどに成長し、1年で成魚となる3〜4年生きる。 |
|
|
●イチモンジタナゴ (絶滅危惧種) |
|
濃尾平野、琵琶湖淀川水系、中国地方、九州の一部の河川、湖沼に生息する。主に付着藻類を好むが、低生動物も食べる。体高は低く、婚姻色は全体的にピンク色で背ビレや尾ビレの端部は濃いピンク色に、尻ビレの縁は白色になる。 |
|
|
●カネヒラ |
|
琵琶湖淀川水系西部と九州の北部に分布しタナゴ類の中では大型になる。 産卵期は生息地域により多少違うが9-11月頃頃である。 卵は貝の中で越冬し、ふ化した稚魚は春まで貝から出てこない。
婚姻色が鮮やかな魚で観賞魚としての価値は大きい。 |
|
|
|
●アブラボテ (絶滅危惧種) |
|
四国の太平洋岸を除く濃尾平野以西の河川、湖沼に分布する。平野部でよく見られるが山間部の流れの速い河川でも出現する。主にユスリカの幼虫など小型の底生動物を食べる一般には黄褐色を呈するが、産地によっては黄色が強くでる固体や黒色、肌色の固体もある |
|
|
●おやにらみ (絶滅危惧種) |
|
近畿地方以西の本州と四国や九州の一部に分布。えらぶたの後縁に眼状斑があり、それがもう一対の目のように見える。いろいろな地方名を持つ魚でもある。全長〜15p位まで成長する。1匹ずつ離れて定住して、水生昆虫や小魚を主に食べる。最近、河川改修工事や家庭排水などの影響により生息域を奪われ減少傾向が著しい。日本固有種 |
|
|
●ムギツク |
|
琵琶湖淀川水系以西の本州、九州北部に分布する。体長10〜15cm 頭部特に口先は扁平で、短い口ヒゲがある。 頭部は細く尖り、吻端から尾鰭までの黒い模様が特徴。
食性は水生動物を食べ、全長は15cm程度になる。 産卵期は5〜6月頃でオヤニラミやドンコのいるところでは、 これらの産卵巣に「托卵」する。 |
|
|
●有明ぎばち (絶滅危惧種) |
|
ギバチは関東・東北地方にも分布しているが、形態、染色体数の違いから九州産の有明ギバチは別種である。又、大きくなっても他地方のギバチと違って体が黒くならず。幼魚の時の黒と白の模様がそのまま残り、大変、鑑賞価値の高い魚種である。主に九州の有明海に注ぐ一部河川に分布しており最近では絶滅の危機に瀕している。全長20p程度まで成長する。日本固有種 |
|
|
|
●カマツカ (希少種) |
|
岩手、山形県以南の本州、四国、九州に分布する。河川の中、下流域、湖沼用水路などの砂底、もしくは砂礫底に生息する。雑食性だが主に底生動物を食べている吻は長くとがり、一対のヒゲを持つ。餌をとる時には吻を突出させ砂と共に吸い込み、エラから吐き出す。 |
|
|
●ヤマトシマドジョウ (希少種) |
|
九州北西部にのみ生息する希少種。雄の胸ビレに円形の骨質盤があり、シマドジョウと容易に区別出来る。眼下に棘があり、体側には点状の列斑紋がある。一般に産卵期は4〜7月、人工下で幼魚は1年で5〜7cmになり産卵するが受精率は低い。4年ほど生き、最大で13〜14cm
位になる。 |
|
|
●アカザ (絶滅危惧種) |
|
北海道、東北の一部を除く日本全土に分布している。水のきれいな上流域の下部から中流域までにみられ、石の多い礫底を好み、主に水棲昆虫を食べている。体の赤味は生息場所によって色々あるようだ。棘には毒を持っており刺されるとかなり痛い。 |
|
|
●アユカケ(地域絶滅寸前種) |
|
別名カマキリとも言う、神奈川県以西の河川に分布する日本固有種である。 アユカケの名前の由来はえらぶた後部のするどいとげでアユをとらえるから といわれているがよく確認はされていない。110p〜20pていどまで成長する。 |
|
|
●ウツセミカジカ (絶滅危惧種) |
|
琵琶湖と琵琶湖に注ぐ河川、四国の一部、九州西北部、北海道南部地域に生息する。主に底生小動物を餌とする肉食。産卵期は春で石の裏側などに産み付けて雄が卵の保護をする。カジカと良く似ているがウツセミカジカの方が胸ビレの筋が多い。 |
|
|
●カワヨシノボリ (地域絶滅危惧種) |
|
主に関東から九州北部にかけて河川の中・上流域の流れの揺るやかな場所に生息する。 他の種類と異なり海へは下らず、河川で一生を送る。 カワヨシノボリは、胸びれ軟条数が15〜18条で、他のヨシノボリより少ないことで区別できる。
河川ごとに体の特徴はかなり異なる。 |
|
|
●トウヨシノボリ (地域絶滅危惧種) |
|
北海道から九州にかけて分布する、生息地によって斑紋や体色に違いがある。 |
|
|
●カジカ |
|
北海道を除く日本各地の河川の流れがある清流に多く分布する。
産卵期は3−5月で、石の下に産み付けられた卵を雄がふ化するまで守る。
1回の産卵で約3mm程度の大きさの卵を200個前後、石の下の方に産みつける。 |
|
|
●ツチフキ (地域絶滅寸前種) |
|
近畿以西と九州に主に分布する。雑食性で底生小動物の他付着藻類、浮遊小動物など食べる。産卵期は地域により多少の違いはあるが主に4月〜6月に産卵する。卵は沈性粘着卵で雄が卵の保護をする。カマツカやゼゼラに酷似する。 |
|
|
●ボウズハゼ (絶滅危惧種) |
|
水の澄んだ川の中流から上流にかけて少し流れのある場所を好む。
自然界では流れに逆らって石に吸い付き、岩に付いた付着藻類をはむようにして食べる。
ふ化した仔魚は海に下り春先に海から川に遡上してくる。約20cm程度まで成長する。 |
|
|
●ウキゴリ (地域絶滅寸前種) |
|
ほぼ日本全国の河川の中流域から下流域の流れの緩やかな場所に分布する。 スミウキゴリに似ているが、背ビレにある黒い点あることで見分けることができる。
食性は動物性を好む、繁殖期は5月〜6月頃である。 |
|
|
●山の神(ヤマノカミ) (絶滅危惧種) |
|
有明海湾奥部とそこに注ぐ河川にのみ分布する珍しい魚です。 1997年の諫早湾閉め切り1年後から激減し、川と海を回遊するヤマノカミは、 河川環境の悪化や産卵場所の干潟が減少、急激に生息数が減少している。
最大、全長17p程度まで成長する。河川の中・下流域の水の綺麗な礫低や砂礫低にすみ、 11月〜12月に川を下り、1月〜3月に河口付近や湾奥部の干潟で二枚貝の空殻内に産卵。
稚魚は春から夏にかけて川をさかのぼる。早急に対策をとらないと近い将来絶滅するおそれがある。 |
|
|
●タイリクバラタナゴ |
|
中国(揚子江水系)からの外来種で日本バラタナゴと近縁種である。
日本古来の日本バラタナゴとの交雑がおこり、日本バラタナゴの純系を
維持することがむずかしくなっている(外来生物法で要注意外来生物に指定)
絶対に放流しないようにしてほしい! |
|
|
日本産淡水魚類をご注文の折には、同時に専用フード究極のNフードのご注文もご検討下さい。 |
|
|
TOP |